From 2015, 2015年より、

マイナーなユーカリ達』は日本語のみでというか、英語にできないだけですが、ユーカリに関する栽培記録を掲載しています。

The English version is "Slow Life - Tidings of four seasons".
I am weak in English. For that reason I aim at something like picture book, that is represented by words of a little.

英語版としていますが、タイトル通り『四季の便り』として、日本語と英語の併記で四季折々のユーカリの姿を掲載しています。

Aromaphloia アロマフロイア』では、バラやアロマオイルなどユーカリ以外のものを掲載しています。

5/29/2012

地植えのユーカリ・ムーンラグーン


唯一地植えしたユーカリです。

生垣にしようと言う事で、多量にタネをまいたのですが、

今、生垣の部分はバラで覆われています。

ブロック塀もバラに合わせて洋風に改修しました。

生垣の件はご破算という事で、行き場を無くしたムーンラグーンなので、せめて数本だけでもと思い、

3本寄せ植え状態で地植えしてみました。



左下の3ポットと同じ苗を植えたのですが、

成長の差は歴然としています。


根っこが伸び伸びと成長出来る環境にあると、

樹高・ボリュームともに伸び伸びと成長出来るのですね。


話を簡単にするために、

地面から上部の状態を、天地逆転させて葉っぱを落としてやったのが、根っこの状態だと仮定したら、

根っこがどこまで伸び伸びと成長出来るかで、地上部が決まる様な気がします。


左下のポット苗は、根っこが地上部相当に成長していますが、間違いなくサークリングを起こしています。

地上部を天地逆転させてポット内に収めるには、ぐるぐる巻きこんでやるしかないですよね。

それだけのスペースしかありませんよね。


大きくしたいものは、大鉢をお勧めします。

ただ、小さな苗を大鉢に植えると、鉢内は水分過多になりがちですので、

雨があたらない場所で、慎重な水分管理が必要になります。


慎重な水分管理なんか出来ない!?


では、見方を変えれば、バラもそうなんですが、

鉢植えのバラと地植えのバラの水分管理の様なもので、

鉢植えのバラは、表面が乾いたら水をやりますが、

地植えのバラは、用土表面がからからでも水やりせず、シュートの先端が少ししなっとなってから水やりしますよね。

地植えの延長線上の大鉢も同じで、先端が少ししなっとなってから水やりすれば、特に問題無いはずです。

ユーカリの幹や枝は少し硬い目ですので、微妙にしかしなっとならないものもあるかと思いますので、注意が必要な品種もあります。


逆に大きくしたくないものは、出来るだけ小鉢で育てれば良いと言うことになります。

小鉢にとらわれてしまって、根詰まり状態にしてしまっては良くありませんので、

上部をカットするなりして、それ以上の根っこは要らないんだよという状況を作ってあげるのも必要ではないかと思います。


【写真】
学名:Eucalyptus moon lagoon(ユーカリ・ムーンラグーン)
英名:Fine-leafed mallee


5/18/2012

ユーカリ・ニテンス


ゴールデンウィーク辺りの2日間の夏日で、一気に枯れてしまったユーカリの1つです。

枯れた時、大部分の葉は主脈に沿って2ミリ程度の幅で水分を持っていました。

枝の先端の新芽は落ちだしていましたが、先端近くの小さめの葉には、結構水分が残っている様で、

再生が早いのか、枯れのほうが早いのか・・・・・




ところで、昨日の午後8時過ぎに、
バチンコ玉か少し大きい位の大きさのひょうが、
一気に、そして多量に降ったため、
傷んでいた葉は多量に叩き落とされてしまいました。


でも、枝の先端から再生を始めた新芽は、しっかりと残っています。


強い!




話しは変わりますが、ニテンスと言えば、根っこからでる毒性が強いと言う事で、論議があった品種ですが、
我が家の栽培状況では、以下の通りです。



隣り合わせに置いているマキュラ-タと比べると、


マキュラ-タには草が生えているのですが、



ニテンスには草が生え難い様です。

この現象だけをみると、ニテンスは毒性の強いものを分泌している様ですね?






でも、



鉢は直接地面に置いているのでは無く、少し空間をとっています。

鉢の真下の地面からは、草が勢いよく生えています。

ニテンスが毒性の強いものを分泌しているのであれば、こんなに草は生えませんよね!





ニテンス、グロブルスの様に、良く水分を吸い上げる品種の鉢は、つねに乾燥していて、草すら生え難い状況です。

グニーの鉢に生えた草は、乾燥が進むにつれて萎れてきますが、グニーはしゃきっとしています。

品種によって差はありますが、相対的に雑草よりユーカリのほうが乾燥には強い様です。


【写真】
学名:Eucalyptus nitens(ユーカリ・ニテンス)
英名:Shining gum