From 2015, 2015年より、

マイナーなユーカリ達』は日本語のみでというか、英語にできないだけですが、ユーカリに関する栽培記録を掲載しています。

The English version is "Slow Life - Tidings of four seasons".
I am weak in English. For that reason I aim at something like picture book, that is represented by words of a little.

英語版としていますが、タイトル通り『四季の便り』として、日本語と英語の併記で四季折々のユーカリの姿を掲載しています。

Aromaphloia アロマフロイア』では、バラやアロマオイルなどユーカリ以外のものを掲載しています。

1/23/2010

モリスビーの根っこの成長が見たい(浸種)

モリスビーの根っこの成長が見たいという事で、種まきを開始しました。

『浸種』

2009.09.19 浸種時
積算温度 20度(夜間温度で計算) x 0.5日 = 10度

2010.01.22 今回は室内ですので、
必要浸種時間 10度(9/19実績)/予測平均温度15 = 0.7日 = 16時間

24時間浸種すると
積算温度 15度(室内温度で計算) x 1日 = 15度

9月を基準にすると十分です。

浸種液は、前回と同様に竹酢液の1000倍希釈です。

4ヶ月常温乾燥保存したタネを使いましたので、24時間浸種しました。

浸種とゴミの分別を兼ねて、沈んだタネだけを50粒播種しています。

浮いたものと沈んでいても未生育なタネは、キッチンペーパで濾過して、タネとシベの滓は不用意な自生を防ぐために、生ごみとして焼却処分に回しています。



シベの滓には何か特別なものがあるのでしょうか?

24時間でこんなに水の色が違っています。

左:浸種 右:水

発芽を促進する何か、それとも生育するための何か、それとも単に色が出ているだけ?

色合い的には赤みがかったお茶の様です。
タンニンが多いのでしょうか?

タンニンとは、
鞣質(じゅうしつ)ともいうらしいです。
動物の生皮を革になめす性質をもつ一群の収斂(しゅうれん)性の植物ポリフェノールに対する慣用的総称名という事です。

微生物が植物体の細胞壁を壊すために分泌する加水分解酵素と結合し、その機能を抑えることで微生物による病害を防ぐことや、草食動物の胃腸内消化酵素と結合し、消化機能を阻害することにより食害を抑えることなどが考えられるそうです。

埋土種子が発芽を待つあいだ、微生物からタネを守ったり、動物の腸内を経由して発芽する際に消化されない様にタネを守ったりする機能が働いているのでしょうか。

何とも不思議なものです。

2 件のコメント:

  1. koaramate1/30/2010

    タンニンって言うのはわかりやすく言うと渋ですね。
    柿なんかによく含まれているものです。ですから、ユーカリ茶は下痢をしたときに良いわけです。

    返信削除
  2. Osakano_Jie1/30/2010

    koaramateさん、フォローありがとうございます。

    ウーロン茶を極端に薄めた様な色でしたので、タンニンかなと思って書いていますが、シベの滓にはどういう成分が含まれているのでしょうね?

    返信削除