過湿でユーカリが次々に立ち枯れを起こしています。
水槽の中で、ポリマーのベッドで発根の状態を観察しようとしたのですが、ポリマーのベッドはほとんどが水分です。
ポリマーは白、根っこも白、観察しにくいというので、一部はセラミスグラニューでハイドロカルチャー仕立て。
少し古いですが、わかっちゃいるけどやめられない。
吸湿剤・除菌・ファンなどやるだけはやりましたので、過湿覚悟の観察でした。
ここしばらく日中の温度が高かったというのもあり、日中の水槽内湿度は85%超、これではいくら元気なモリスビーでも立ち枯れです。
おまけに、ムーンラグーンも湿気に強いそうですが、この過湿では、ばったばったの状態です。
双葉から次の段階で一斉にダウンです。
なぜ双葉から次の段階で一斉に逝ってしまうのか良く分かりませんが、根元にあるリグニンが関係しているのでしょうか?
今回の問題点として、
ポリマーは、
温度が上がるごとに、水分が蒸発し、ポリマーがやせてきて、上を向いて発芽していたのも、ポリマーの谷間に倒れるやら、
タネが滑り落ちて奥深い位置で発芽するも、双葉はポリマーの谷間の中。
ハイドロカルチャー仕立ては、
温度上昇で、ポリマーより過湿、蒸気を根っこに当てている様な状態です。
現在、
ポリマーはほとんど全部を撤去し、ハイドロカルチャー仕立ては水を抜いています。
nicholii、parvulaのタネが見当たりません。
チェックしながらポリマーを撤去したつもりですが、小さすぎて見落としのでしょうか?
さすがにforrestianaはタネが大きい分、見落としは無かった様なのですが、いまだ発芽していません。
双葉までの発根観察として割り切ってしまえば、リグニンのチューブが観察出来ただけでも、御の字でしょうか。
傷んだ苗ですが、生き残っているもの数本は、セラミスグラニューに植替えしています。
発芽間もなくの苗に加えて、セラミスグラニューの硬いこと、植替えで相当傷が付いている様に思えます。
苗にとって厳しい状況にはかわりありません。
しばらくは様子見です。