From 2015, 2015年より、

マイナーなユーカリ達』は日本語のみでというか、英語にできないだけですが、ユーカリに関する栽培記録を掲載しています。

The English version is "Slow Life - Tidings of four seasons".
I am weak in English. For that reason I aim at something like picture book, that is represented by words of a little.

英語版としていますが、タイトル通り『四季の便り』として、日本語と英語の併記で四季折々のユーカリの姿を掲載しています。

Aromaphloia アロマフロイア』では、バラやアロマオイルなどユーカリ以外のものを掲載しています。

3/31/2010

越冬したEucalyptus morrisbyi

越冬したEucalyptus morrisbyi (ユーカリ・モリスビー)です。



冬場、2号のポットで幾度となく凍結し、数度にわたる霜柱で持ち上げられてしまった苗です。


そんな事を感じさせず、元気に新芽を伸ばしています。




でも、根っこは、



この通りです。


根元の環状チューブから、沢山の根毛が出ていた部分辺りです。


大きいと言っても13センチ程ですが、環状チューブの役目は終え、跡形無く消えています。


それに代わって側根が成長しています。

Eucalyptus forrestiana の根毛

Eucalyptus forrestiana (ユーカリ・フォレスティアーナ)



根元の環状チューブから、沢山の根毛が出ています。


タネが今までのものより少し大きいので、根毛の長さも量も今までのものとは比べ物になりません。


eucalyptus_kさんが取り組んでいらっしゃる、Eucalyptus Macrocarpa (ユーカリ・マクロカルパ)はもう少しタネが大きいという事ですので、もっと長く沢山の根毛が環状チューブから出ているのでしょう?





ちなみに根毛とは、

維管束植物における根毛は、根の表層の細胞から生じる突起で、ごく細かい毛状の突出物である。

根毛は根と土壌との接触面を増大させ、水や栄養の吸収面積を大きくする役割がある。

根毛は根の伸長域で形成され、根の成長につれて常に更新しており、寿命はふつう数日から数週間である。

側根との違いは、側根には木部・皮層・根端分裂組織・根冠等があります。

中学の理科を復習するとは思いませんでした。

3/30/2010

播種後8日目のユーカリのタネ

浸種を含めて播種後8日目のユーカリのタネです。



Eucalyptus morrisbyi (ユーカリ・モリスビー)は他のタネより1日遅れで蒔いていますので7日目ですが、発芽が一番早く、たくましい品種です。




Eucalyptus forrestiana (ユーカリ・フォレスティアーナ)なかなか発芽しないのかと思っていたタネですが、結構早く動き出しました。




Eucalyptus nicholii (ユーカリ・ニコリー)小さい割にはなかなか動いてくれないタネですが、ようよう白いものが上に見えます。



ここまでの3品種は、ポリマーボールを使用しないで、タネを蒔いています。


ポリマーボールを使用すると、ボールがやせてきた時に、苗の大きさからみると、地滑り状態になりますので、使用を中止しました。






播種後23日目の、Eucalyptus Moon Lagoon (ユーカリ・ムーンラグーン)です。
1.5センチ位です。




播種後33日目の、Eucalyptus parvula (ユーカリ・パルブラ)です。
1センチ位です。



ちなみに水槽内は、温度が20度±6度、湿度が50%±12%位でしょうか?

ホームセンターで一番安い温度計・湿度計ですので、今一定かではありませんが。


なお、播種したてのものは、容器の関係上、腰水状態というより水没状態ですので、タネから4センチほど下までは空気層ですが、その下は水がたっぷりで、サランラップをかけて湿気が外に出ない様にしてあります。

ですので、湿度はサランラップに水滴が付くほどで、温度も少しは高めになっていると思います。

3/25/2010

Eucalyptus forrestiana のタネ

Eucalyptus forrestiana のタネの画像です。

eucalyptus_kさんが育てていらっしゃる、マクロカルパのタネを小ぶりにした様な形状らしいです。



水分を含んでふやけてくると、

真中に本体らしき膨らみが確認できます。

周りのひだは、水分を吸収しやすくするためにあるのでしょうか?

根っこが見たいと称して、室内でのハイドロカルチャーもどきの実験を兼ねていますが、どうなります事やら?

3/24/2010

ちっちゃなEucalyptus Moon Lagoon

Eucalyptus Moon Lagoon 発芽後、6日目です。



左に写っている材木は、先のとがった爪楊枝です。

6日目でこれですから、発芽直後はやばいほどで小さく、茶色です。

殻をかぶったままで立ちあがっていましたので、前日に葉水をかけて、殻を落としています。

これでも、かなり見やすくなったほうです。

それまでは、老眼鏡だけでは、枯れているのかどうか、見分けられませんでした。

3/23/2010

Eucalyptus forrestianaが発芽しません

Eucalyptus forrestiana と Eucalyptus nicholii が15日経過しても発芽しません。

気になりましたので、タネを回収してつぶしてみたところ、かすを蒔いていた様です。


再度の種蒔きですが、

Eucalyptus nicholii は、明らかにタネと思われるもの。



Eucalyptus forrestiana は、どれが何なのか分かりませんので、形状の異なるもの3種類。

どれが発芽するのか楽しみですが、それ以前にどれでも良いので発芽して欲しいものです。

3/16/2010

Eucalyptus Moon Lagoonの根っこ

Eucalyptus Moon Lagoonの播種後9日目の状態です。



前回播種のMoon Lagoonでは、根元の環状チューブしか確認することができませんでしたが、今回播種のMoon Lagoonからは、直根から出る多数の産毛状の根っこを確認することができます。

ルーペで覗くと、もっと綺麗な産毛状態です。

この産毛状の根っこで、水のかたまりのポリマーにしがみついて落下しないみたいです。

早期の植替えは、土が動く事によって、この産毛状の根っこに損傷を与えてしまうことになり、枯れる確率が高くなるのでしょう。

きっと。

根元の環状チューブからも、そこそこの長さの根っこが確認できます。

3/13/2010

強いモリスビー

高濃度のオゾンの中、残ったモリスビーです。




オゾン発生源をストップさせた後も、双葉はしおれてきて、もうダメかなと思っていましたが、茎の色は悪く無かったので様子を見ていました。





携帯の極限まで接写していますので画像は今一ですが、しおれた双葉の中から、新しい芽が出てきました。


強い!

3/09/2010

Eucalyptus parvula の双葉

播種後12日目のEucalyptus parvulaです。



根っこを見たいという欲求はありますが、それ以前の問題として、枯れずに育って欲しいものです。

観察容器の端っこで発芽していたのですが、光があたると容器に水滴が付く可能性がありますので、成長を優先させるために、真中に移しました。

根っこは見えませんが、双葉は元気そうです。

3/07/2010

高濃度のオゾンですか?

除菌と空気の対流を兼ねて、ブレードタイプの空気清浄機を水槽内に設置していますが、マイナスイオンと言うか、オゾンを発生しているようです。

水槽という密閉された空間では、オゾンが高濃度になるのでしょうか?

空気清浄機の使用を中止して様子を見てみます。

nicholiiは水槽整理中に転倒して木っ端微塵になってしまいましたので、残ったmorrisbyi 3本と、発芽したてのparvula 1本は継続して観察出来そうです。

Eucalyptus moon lagoon
Eucalyptus nicholii
Eucalyptus parvula
Eucalyptus forrestiana

各2つずつ、浸種もせずに、ポリマー1個の上に1粒の割合で撒いてみました。

morrisbyiもmoon lagoonも、発芽率は上々で、発芽して双葉までは問題なく成長していたのですが、双葉から先がアウトでした。

問題点の切り割をしないと、次には進めないようです。

3/05/2010

E.nicholii E.parvulaの発根

nicholii、parvulaが発根していました。

播種後8日目です。

モリスビーやムーンラグーンが過湿でばったばったの中、nicholiiやparvulaは成長を続けていたようです。

どちらも2粒ずつ播種していますが、過湿対策中に各1を見失っています。

残ったタネが発根してくれましたので一安心です。



Eucalyptus nicholii

タネの大きさは、Moon Lagoon並みでしたが、双葉はモリスビー並みです。







Eucalyptus parvula



タネ1、ポリマー1、その下はセラミスグラニューという状態です。


枯れずに育ちますように。

3/04/2010

過湿でユーカリが次々に立ち枯れ

過湿でユーカリが次々に立ち枯れを起こしています。


水槽の中で、ポリマーのベッドで発根の状態を観察しようとしたのですが、ポリマーのベッドはほとんどが水分です。

ポリマーは白、根っこも白、観察しにくいというので、一部はセラミスグラニューでハイドロカルチャー仕立て。

少し古いですが、わかっちゃいるけどやめられない。

吸湿剤・除菌・ファンなどやるだけはやりましたので、過湿覚悟の観察でした。


ここしばらく日中の温度が高かったというのもあり、日中の水槽内湿度は85%超、これではいくら元気なモリスビーでも立ち枯れです。

おまけに、ムーンラグーンも湿気に強いそうですが、この過湿では、ばったばったの状態です。

双葉から次の段階で一斉にダウンです。

なぜ双葉から次の段階で一斉に逝ってしまうのか良く分かりませんが、根元にあるリグニンが関係しているのでしょうか?


今回の問題点として、

ポリマーは、

温度が上がるごとに、水分が蒸発し、ポリマーがやせてきて、上を向いて発芽していたのも、ポリマーの谷間に倒れるやら、

タネが滑り落ちて奥深い位置で発芽するも、双葉はポリマーの谷間の中。


ハイドロカルチャー仕立ては、

温度上昇で、ポリマーより過湿、蒸気を根っこに当てている様な状態です。


現在、

ポリマーはほとんど全部を撤去し、ハイドロカルチャー仕立ては水を抜いています。


nicholii、parvulaのタネが見当たりません。

チェックしながらポリマーを撤去したつもりですが、小さすぎて見落としのでしょうか?

さすがにforrestianaはタネが大きい分、見落としは無かった様なのですが、いまだ発芽していません。


双葉までの発根観察として割り切ってしまえば、リグニンのチューブが観察出来ただけでも、御の字でしょうか。


傷んだ苗ですが、生き残っているもの数本は、セラミスグラニューに植替えしています。

発芽間もなくの苗に加えて、セラミスグラニューの硬いこと、植替えで相当傷が付いている様に思えます。

苗にとって厳しい状況にはかわりありません。


しばらくは様子見です。