ユーカリにミネラルをという事で、クリノプチロライト系のゼオライトを実験程度にまき、1ヶ月と少々経過した状態です。
越冬等に向けて植替え等を行う予定ですので、対比実験としてはこれが最後の報告になります。
Eucalyptus camphora(ユーカリ・カンフォーラ)
大きくなった写真は、右側がゼオライトを与えたほうです。
4鉢中3鉢はゼオライトを与えたほうが大きくなっています。
残りの1鉢は同じ位の大きさです。
写真では微妙な差の様ですが、現物を見ると明らかに違っています。
Eucalyptus cladocalyx nana(ユーカリ・クレイドカリックス・ナナ)
カンフォーラとは逆に、ゼオライトを与えていないほうが、断然大きくなっています。
ゼオライトが肥料を吸収してしまっているのでしょうか?
実は個体差かも知れないと言う事で写真はアップしていませんが、ゼオライトを与えたもう一つのクレイドカリックス・ナナは、背丈こそ与えていないものに及びませんが、間延び無く葉っぱが詰まった状態で綺麗な樹形です。
Eucalyptus lehmannii(ユーカリ・レーマニー)
ゼオライトを与えたものと、与えていないものの差はあまりありません。
Eucalyptus pluricaulis ssp porphyrea(ユーカリ・プルリカウリス・ポーフィレア)
ゼオライトを与えたものと、与えていないものの差はあまりありません。
たまたまかも知れませんが、与えていないものの1鉢はウドンコにかかってしまいました。
クレイドカリックス・ナナをみると、ゼオライトを与えない方が肥料がダイレクトに効いて良い品種もあるようですが、基礎体力の強化のためには、ゼオライトは有効ではないかと思います。(私見ですが)
もう少し長期にわたって実験すると何らかの結果が見える可能性もあるのですが、レーマニーの様に何も変わらないかも知れません。
悪いものではなさそうですので、今後植替えの際にはゼオライトを混ぜる予定です。
ゼオライトの効能と称されているものを記載しておきます。
1.カルシウム・マグネシウム・鉄・ナトリウム・カリウムなど種々のミネラルが含まれる
2.クリノブチロライトは必要な栄養素(ミネラル)を水分中の重量比55%まで吸収し、植物の要求に応じて徐々に供給
3.カリ源を緩やかに供給
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