From 2015, 2015年より、

マイナーなユーカリ達』は日本語のみでというか、英語にできないだけですが、ユーカリに関する栽培記録を掲載しています。

The English version is "Slow Life - Tidings of four seasons".
I am weak in English. For that reason I aim at something like picture book, that is represented by words of a little.

英語版としていますが、タイトル通り『四季の便り』として、日本語と英語の併記で四季折々のユーカリの姿を掲載しています。

Aromaphloia アロマフロイア』では、バラやアロマオイルなどユーカリ以外のものを掲載しています。

8/16/2010

葉の形状が異なるモリスビー

学名:Eucalyptus morrisbyi (ユーカリ・モリスビー)
英名:Morrisby's Gum
和名:-----





今年播種のモリスビーは、少し葉焼けを起こしながらも順調に育っています。




15センチ前後の大きさですが、丸い葉っぱを出しています。











昨年播種のモリスビーは50センチ超ですが、丸い葉っぱの付け根から枝を出して、順調に育っています。












ですが、昨年播種分の中に少し先のとがったモリスビーが1本だけありました。




10センチ位の時は同じ様な形状でしたが、大きくなるにつれて明らかに異なった形状になって来ました。












さらに、今年播種分の中にさらに細葉のモリスビーが1本だけありました。




モリスビーの根元から2~3対位いは、通常のモリスビーと同じです。




それから上部は、まるでラディアータの様な感じです。











参考までにラディアータの写真です。




ラディアータは根元から、やはりラディアータらしい細葉です。








こういった現象はモリスビーだけではなく、アロマフロイアにも見られます。






アロマフロイアは写真の様に楕円形の葉っぱが一般的ですが、
















中には、やはりラディアータ風なのがあります。




根元から2~3対位いは、通常のアロマフロイアの葉っぱですが、上部はまるでラディアータの様な感じです。



モリスビーにしても、アロマフロイアにしても、苗のラディアータの葉っぱよりも、60センチ超に育ったラディアータの葉っぱに似ています。



先祖返りしているのでしょうね。


100本、200本と育てた確率ではなく、感覚的なものですが、発生確率はきっと数十分の一以上にまれなものでしょう。


だからと言って、どうなのと言ったところですが、観察しているものにとっては、千載一遇の1品です。

2 件のコメント:

  1. Osakano_Jieさん、こんにちは。
    家のモリスビーですが、日光の当たる場所に移動したところ、
    葉のヨレヨレは継続中ですが、大きな葉を作るようになりました。
    また多数の脇芽が生じてきているのが見られました。
    家では比較的貧相に育っている方なので復活を期待しています。
    どちらかというと緑の濃い丸葉かと思っていましたが、
    グラウスセンスのようにかなり白の濃い丸葉なのですね!

    一番下の写真の細葉のものですが、
    一見するとほぼビミナリスに瓜二つですね。
    結構どこの店の種でも他品種が混ざっていることが多いです。
    一度特徴をお聞かせ願えれば、ユーカリ判別ソフトにかけてみます。
    どのユーカリにもこれだけは譲れない特徴というものが
    一つは必ずあるので、少しくらい葉型が違っても、
    そこを明確にすることで品種特定は十分可能です。

    ちなみにビミナリスは香りが一番大きな特徴ですね。
    あの香りは確実に他にはない香りです。
    モリスビーは一般的なシネオール系の香りだったと思います。

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  2. Osakano Jie8/23/2010

    eucalyptus_kさん、こんばんわ。

    モリスビーですが、夏場は銀色がかった葉っぱで、冬場は紫がかった葉っぱが綺麗です。

    冬場2号ポットが凍結してももろともせずに育ちます。

    ラディアータ風の2品種につきましては、今は夏バテで弱っていますので、もう少し大きくなって樹勢が出てきましたら、葉っぱを切り取りますので、その時期がきましたら判定をお願いします。

    お気遣いありがとうございます。

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