From 2015, 2015年より、

マイナーなユーカリ達』は日本語のみでというか、英語にできないだけですが、ユーカリに関する栽培記録を掲載しています。

The English version is "Slow Life - Tidings of four seasons".
I am weak in English. For that reason I aim at something like picture book, that is represented by words of a little.

英語版としていますが、タイトル通り『四季の便り』として、日本語と英語の併記で四季折々のユーカリの姿を掲載しています。

Aromaphloia アロマフロイア』では、バラやアロマオイルなどユーカリ以外のものを掲載しています。

11/28/2015

ユーカリ シルバープリンセスが開花しました。


Botanical Name: Eucalyptus caesia ssp. magna
Common Name: Silver Princess, Gungurru

学名:ユーカリ カエシア マグナ
英名:シルバープリンセス


シルバープリンセスの名前の通り、銀色というか真っ白な枝に、ピンクがかった赤が綺麗な花です。


大きさもそこそこあり(プチシュークリーム位)、見ごたえのある大きさです。


雨が多く花びらは開花と同時に団子になったりで、ようよう写真に納めることができました。



11/27/2015

ユーカリ リューコキシロン プルイノサが開花しました。


Botanical Name: Eucalyptus leucoxylon ssp.pruinosa
Common Name: Yellow Gum, Boland Yellow Gum, Inland Blue Gum, Blue Gum, White Ironbark, South Australian Blue Gum

学名:ユーカリ リューコキシロン プルイノサ
英名:イエローガム他


赤紫色の綺麗な花です。

気温が低いせいなのかどうか分かりませんが、折り畳まれて収納されていた花弁に折り目が着いたままで、時間がたてば折り目が無くなるのでしょうか?


写真を撮ったあとは、雨が続き結局見届けられませんでした。

9/20/2015

軽石栽培良好のサイン? 『青コケ』



ここしばらくの雨続きで、写真の通り緑色の粉状のものが。結構短期にというか、湿度に敏感に反応して発生ました。



これって何なの?

ネットでコケから調べ出して、『家の外構のコンクリートに緑色のコケの様なものから』で、どうも青コケと言うらしいに落ち着きました。

では、青コケって何なの?



ネットで調べても学名などはヒットせず、コケ、藻などの画像を見ながら絞りこんでいくと、どうも地衣類の様です。

スマホの写真はピントはあっていませんので拡大しても細部は分かりませんが、雰囲気はこのようなものです。



地衣類というのは、陸上性で、肉眼的ではあるがごく背の低い光合成生物である。その点でコケ植物に共通点があり、生育環境も共通している。それゆえ多くの言語において同一視され、実際に地衣類の和名の多くに「○○ゴケ」といったものある。しかし地衣類の場合、その構造を作っているのは菌類である。大部分は子嚢菌に属するものであるが、それ以外の場合もある。菌類は光合成できないので、独り立ちできないのだが、地衣類の場合、菌糸で作られた構造の内部に藻類が共生しており、藻類の光合成産物によって菌類が生活するものである。
Wikipediaより



これだけ敏感に反応して菌類が繁殖するということは、植物の成長に必要な菌根菌も繁殖しやすいのではないか?

菌根菌は、土壌中に張り巡らした菌糸から、主にリン酸や窒素を吸収して植物に供給し、代わりにエネルギー源として植物が光合成により生産した炭素化合物を得ることで、菌自身が成長する。多くの菌根菌は共生植物に対し明確な成長促進効果があり、実際に、菌根菌を取り除いた土壌で栽培した植物は生育が悪くなる傾向にある。
Wikipediaより



どこに微生物が住み着いているのかな?

ぼら土とは、二酸化ケイ素と酸化アルミニウムを主成分とした軽石であり、粒の内部に気孔を含んでいる。平均粒径は1 - 2センチメートル以下であるが中には粒径5センチメートル以上の軽石粒も含まれている。保水力が低く肥料を保持しないため農業には適さない土壌である。逆に、水はけが良い性質を利用し、盆栽や鉢植えの鉢底石・鉢底土として利用される(「日向土」として流通している)。
Wikipediaより

家で使っているのは、鉢底石の大粒で、2センチ位の大きさの軽石には気孔がたくさんありますので、住み処となっているのでしょうね…。



ボラとは、九州の大隅半島北部に見られる軽石からなる地層のことで、桜島や霧島山などの火山活動による噴出物です。名称の由来は地元で「役に立たない」あるいは「腑抜け」を意味する言葉の様です。

植物が成長するためには、色々なたんぱく質が必要で、たんぱく質は多くのアミノ酸が結合したものですので、アミノ酸を作るには微生物が必要になります。

ぼら土は役に立たないどころか、微生物にとって格好の住み処となると、植物にとって重要なアイテムですよね!!

青コケは軽石栽培良好のサインなんでしょうかね?

8/08/2015

軽石栽培を始めました。

軽石栽培を始めました。



学名:ユーカリ ニテンス
英名:シャイニングガム、シルバートップ、リボンガム

軽石栽培を始めました。
まずテスト的に、昨年の秋からシルバープリンセスを軽石ベースの用土に植えてみました。
日向産の軽石は保水力がほどよくありますので、乾いたら水やりする、通常の栽培で何の心配もなく冬を越しました。

この春にニテンスが突風による転倒で、鉢が割れ植え替えせざるをえなくなり、4月に、ニテンス、リューコキシロン プルノイサ、マクロカルパ、ロダンタ、ギリーを軽石ベースの用土に植え替えし、最近ではプリウロカルパ、グラウスセンス、コッキフェラと順次軽石ベースの用土に植え替えしています。

用土として保水力が弱いので、夏に水切れでユーカリが枯れないか若干心配ですが、チャレンジしないと結果は得られませんよね!


用土の内訳は、

《表面》
  底石系の軽石
《元鉢表面近く》
  日向軽石
  御影石砕石小粒
  ゼオライト(クリノプチロライト)
  くん炭
  富士砂
  日向軽石
《ユーカリを置く》
  日向軽石
  底石系の軽石
《底》

といった、層状態になっています。

水が貯まりませんので、軽石が浮くことはありませんが、軽石は水に浮きにくい物を使用しています。

念のため御影石砕石小粒を重し代わりに入れています。

用土のほとんどが、底石系の軽石(大粒)(少し重みのあるもの)と日向軽石(大粒)で、以外のものは少量です。


I HAVE BEGUN PUMICE-BASED CULTIVATING.



Botanical Name: Eucalyptus nitens
Common Name: Shining Gum, Silvertop, Ribbon Gum

I have begun Pumice-based cultivating.

The cultivar is as follows.

Eucalyptus
  Caesia ssp. magna – Silver Princess
  Coccifera – Tasmanian snow gum
  Gillii – Curly mallee
  Glaucescens – Tingiringi Gum
  Leucoxylon ssp. pruinosa
  Macrocarpa ssp. macrocarpa – Rose of the West
  Nitens – Shining gum
  Pleurocarpa – Tallerack
  Rhodantha – Rose Mallee

Used soil is as follows.

80% of Soil.
Large drop pumice.
Large drop pumice including iron ingredient.

20% of Soil.
Zeolite.
Chaff which made carbonize.
Volcanic gravel of Mt. Fuji.
Small stone which crushed granite.

7/29/2015

なぜルディスの枝は垂れているのか?

植物は光合成をすることによって、炭水化物を生成して大きくなります。

光合成、文字通り光が重要で、隣接する植物とは光を求めて、さらには生き残りをかけて光の取り合いが行われています。

取り合いと言っても、手で掴めるものでは無いので、より大きくなるとか、葉を太陽に向けるなど、物理的に光を吸収しやすくします。


Botanical Name: Eucalyptus nitens
Common Name: Shining Gum, Silvertop, Ribbon Gum
学名:ユーカリ ニテンス
英名:シャイニングガム、シルバートップ、リボンガム

ニテンスは大きくなるユーカリの代表格ですが、枝は横に張り、上部は上に向かって繁ってきます。

それに対してルディスの枝が柳の様に垂れているのは、柳を見かけるのは川のすぐ横ですよね。


Botanical Name: Eucalyptus rudis
Common Name: Swamp gum, Flooded Gum
学名:ユーカリ ルディス
英名:沼地のユーカリ、水浸しのユーカリ(英名訳)

ルディスの英名が水浸しのユーカリで、水辺で育つユーカリの代表格でしょうか。

川や湖の水辺で育つ木に巨木が無いのは、水辺は上に伸びなくても水面側から光が得られるからなんです。

水面側からの光をより多く取り込める様に、逆に枝を垂れて葉を繁らせます。

我が家のルディスも水浸しのところに植えたので、DNAにスイッチが入った様です。

7/20/2015

ロザンタの葉に水玉



Botanical Name: Eucalyptus rhodantha
Common Name: Rose mallee

学名:ユーカリ ロダンタ
英名:ローズマリー

雨が降った訳でもなく、ロザンタの葉に水玉が転がっていました。



日中の気温は30℃超えで、植木鉢はからから、夕方なんとなく目をやると、ロザンタの丸まった葉に水玉。



夕方になって蒸発と、葉からの染みだしのバランスが崩れた瞬間だったのでしょうか?

それにしても活発に水分を吸い上げているものだと、いまさらながら思い知らされます。

7/11/2015

オービーフォリアのつぼみ


開花から2ヶ月ほどですが、来年咲くであろう蕾をつけました。


Botanical Name: Eucalyptus orbifolia
Common Name: Round leaved mallee

学名:ユーカリ オービフォリア
和名:ハートリーフユーカリ




小さな蕾をつけた時点では、新芽が出るのか? つぼみがついたのか? どうなんだろうかとよく分かりませんが、薄皮が淡い紫色になってきたら、ほぼ間違いなく蕾です。



1~3年は開花に至らず落ちてしまいましたが、今年咲いた花は4回目の蕾です。

今年咲いた花は "Slow Life - Tidings of four seasons" に掲載していますのでご覧ください。




多分これから10ヶ月かけて蕾が大きくなっていくはずですが、全部落ちてしまうのか、1つ残るのか、7つ全部残るのかは、花が咲くまでわかりません。



木全体的に蕾の数が多いと、花が見れる確率が上がります。



蕾をつけたら、鉢を動かさない。
微妙な環境の変化で蕾が落ちてしまうこともあります。




6/27/2015

Eucalyptus rudis  ユーカリ・ルディス

Botanical Name: Eucalyptus rudis
Common Name: Swamp gum, Flooded Gum

学名:ユーカリ ルディス
英名:沼地のユーカリ、水浸しのユーカリ(英名訳)


4月24日に地植えしたルディスが、すでに私の背丈を超えて190センチ位に?

もしかしたら2メートルあるかもです。



地植え直前は5号のポリポットで、40~50センチくらいでした。

4月24日の写真です。


2か月で150センチの成長!!

恐るべしユーカリの地植え!!




振り返ってみると、

2012年3月30日

ここから3年かけて少しずつ育っていったという雰囲気ですよね。



2010年6月20日

『ユーカリの薫るベランダで』のeucalyptus_kさん宅より、我が家に来たときは、2センチくらいだったでしょうか。

鉢植えでまったりと5年かけて50センチくらいに抑えながら育てていたのが、地植えした途端2メートル。

爆発ですね。

なんか洒落にならないような?





話をもとに戻しますが、

我が家のシンボルツリーとして、
学名:コリンビア フィシフォリアとコリンビア カロフィラの交配種、背丈は180センチほどを、昨年の秋に植えましたが、枯れてしまいました。

4年程手塩にかけて種から育て、もう少しすると花が見られるかなと楽しみにしていただけに、ショックです。

常緑で、大阪では冬枯れするような木ではありませんので、原因究明に時間を割きました。

木の近辺に深さ1メートル程の穴を2本掘ると、水が……???
バケツに3杯程汲み出して、測量用のポールを突っ込んでみると、さらに1メートル50センチ程、ズブズブと刺さるではありませんか!!

5メートル程離れた場所にお隣の井戸があります。 お願いして見せてもらうと、地面から2~3メートルに水面があり、水脈が植え込み場所で少し浅くなっているのでしょうか?
どちらにしても水脈にヒットと考えるのが妥当な線です。
測量用のポールを刺しても水が吸い込まれていかないのは、水が飽和状態になっているからでしょう。

雨が降ると水位は地面から15センチ程になってしまいます。
1尺半の鉢でしたので、根っこのほとんどが水没していたと思われます。
水没による窒息及び根ぐされが枯れの原因ですね。
想定外でした。

となると、植栽場所の回りは分厚いコンクリートに石張りで施工済なので、暗渠排水を今から作ることもできず、
地面からの蒸発しか水位を下げる手段しかないので、雨が降る度に水位が上がってきます。

シンボルツリーを植える場所を作ったのに何も植えられない!?

ユーカリは乾燥した場所だけでなく、湿った場所にもユーカリは根を張っています。

以下2つのブログは、水浸しの場所に生息するユーカリ・ルディスの姿です。



Getting underfoot



Urban Bushland Council


いかがですか?



植込みの一角に60センチほどの深さまで穴をあけてあります。

水位の確認と、最悪ここから灯油用のポンプで水を吸い上げるために設けました。

3週間ほど前に一度水を吸い上げましたが、根っこはすでに60センチ下までびっしり張っていました。

今は常時地面から20センチ程下までは水で冠水されています。

名前の通り、水浸しのユーカリです。


植栽場所は縦横120センチの正方形ですが、下の枝はすでに120センチを超えていましたので、切って最初の写真の状態です。




大きな葉は新しく出た葉で、大きな葉の下は鉢植えの時の葉です。

葉も尋常な大きさではありません。


これからどれだけ大きくなるか、ビビッていますが、建物の近くが湿気ているのも家相的に良くないような気がしますし、

どこまで耐えられるか、ユーカリと私の神経戦の様な気がします。


6/23/2015

復帰しました

新しく作ったブログですが、

コメントが迷惑メールの如く、数的に中途半端じゃなくて、

最近では日本語の迷惑コメントが半端ではない数が入ってきますので、

まともなコメントの選択が出来ない様な状況にあります。

海外勢と比べて日本人のたちの悪さにびっくりしてしまいます。

つきましては記事数も少ないので一旦抹消しました。

しばらくは、ここで再開させて頂きます。



Osakano Jie

大阪の爺