ここしばらくの雨続きで、写真の通り緑色の粉状のものが。結構短期にというか、湿度に敏感に反応して発生ました。
これって何なの?
ネットでコケから調べ出して、『家の外構のコンクリートに緑色のコケの様なものから』で、どうも青コケと言うらしいに落ち着きました。
では、青コケって何なの?
ネットで調べても学名などはヒットせず、コケ、藻などの画像を見ながら絞りこんでいくと、どうも地衣類の様です。
スマホの写真はピントはあっていませんので拡大しても細部は分かりませんが、雰囲気はこのようなものです。
地衣類というのは、陸上性で、肉眼的ではあるがごく背の低い光合成生物である。その点でコケ植物に共通点があり、生育環境も共通している。それゆえ多くの言語において同一視され、実際に地衣類の和名の多くに「○○ゴケ」といったものある。しかし地衣類の場合、その構造を作っているのは菌類である。大部分は子嚢菌に属するものであるが、それ以外の場合もある。菌類は光合成できないので、独り立ちできないのだが、地衣類の場合、菌糸で作られた構造の内部に藻類が共生しており、藻類の光合成産物によって菌類が生活するものである。
Wikipediaより
これだけ敏感に反応して菌類が繁殖するということは、植物の成長に必要な菌根菌も繁殖しやすいのではないか?
菌根菌は、土壌中に張り巡らした菌糸から、主にリン酸や窒素を吸収して植物に供給し、代わりにエネルギー源として植物が光合成により生産した炭素化合物を得ることで、菌自身が成長する。多くの菌根菌は共生植物に対し明確な成長促進効果があり、実際に、菌根菌を取り除いた土壌で栽培した植物は生育が悪くなる傾向にある。
Wikipediaより
どこに微生物が住み着いているのかな?
ぼら土とは、二酸化ケイ素と酸化アルミニウムを主成分とした軽石であり、粒の内部に気孔を含んでいる。平均粒径は1 - 2センチメートル以下であるが中には粒径5センチメートル以上の軽石粒も含まれている。保水力が低く肥料を保持しないため農業には適さない土壌である。逆に、水はけが良い性質を利用し、盆栽や鉢植えの鉢底石・鉢底土として利用される(「日向土」として流通している)。
Wikipediaより
家で使っているのは、鉢底石の大粒で、2センチ位の大きさの軽石には気孔がたくさんありますので、住み処となっているのでしょうね…。
ボラとは、九州の大隅半島北部に見られる軽石からなる地層のことで、桜島や霧島山などの火山活動による噴出物です。名称の由来は地元で「役に立たない」あるいは「腑抜け」を意味する言葉の様です。
植物が成長するためには、色々なたんぱく質が必要で、たんぱく質は多くのアミノ酸が結合したものですので、アミノ酸を作るには微生物が必要になります。
ぼら土は役に立たないどころか、微生物にとって格好の住み処となると、植物にとって重要なアイテムですよね!!
青コケは軽石栽培良好のサインなんでしょうかね?
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