From 2015, 2015年より、

マイナーなユーカリ達』は日本語のみでというか、英語にできないだけですが、ユーカリに関する栽培記録を掲載しています。

The English version is "Slow Life - Tidings of four seasons".
I am weak in English. For that reason I aim at something like picture book, that is represented by words of a little.

英語版としていますが、タイトル通り『四季の便り』として、日本語と英語の併記で四季折々のユーカリの姿を掲載しています。

Aromaphloia アロマフロイア』では、バラやアロマオイルなどユーカリ以外のものを掲載しています。

1/21/2012

ユーカリと日当たり・・・冬季

冬のユーカリ置き場

きっと砂漠の様な場所で育っているので、冬場は日当たりが良いところのほうが元気で越冬出来るのかな?

確かに凍結そいう事を考えると、日当たりの良い軒下でというのがベストかも知れません。

その様な場所が一か所だけありますので、数鉢置いています。

どちらが良いのか良く分かりませんので、良い悪いは別にして、

学名:Eucalyptus caesia ssp. magna(ユーカリ・カエシア・マグナ)
英名:Silver Princess



日当たりの良い場所

















日陰ですが、明るい日陰















学名:Eucalyptus scoparia(ユーカリ・スコーパリア)
英名:Wallangarra white gum



日当たりの良い場所





 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
日陰ですが、明るい日陰




 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これは極端に葉色が異なる例で、

数鉢しか比べられませんので何とも言えませんが、私のところでは日陰より日当たりの良い場所のほうが赤くなる傾向にあるようです。
 
赤くなる物質は?
 
夏の間、植物は光合成に欠かせないクロロフィルを作り、クロロフィルが糖分を作っていきますが、寒くなると葉に蓄えられた糖分濃度が高くなりアントシアニンを作っていきます。
 
アントシアニンあたりが赤くなる要因かなと思われます。
 
なんで?
 
夏に盛んにつくられたクロロフィルは、寒くなってくると殻の中から出てきて、出てきたクロロフィルが光エネルギーを受けると強い活性酸素を作り出し、活性酸素が細胞構造をこわします。
 
木は葉にある養分を出来るだけ回収したいという事で、
 
青色の光で活発になるクロロフィルを抑えるために、アントシアニンを増やし葉を赤く染め、青い光があたりにくくなるようにして、落葉までの時間稼ぎをしているようです。
 
木はそろばん勘定している見たい?
 
木は、葉を付けたまま得られるエネルギーと、葉を維持するためのエネルギーを差し引きして、落葉するのか、葉を付けたまま越冬するのか決める様です。
 
植物に対抗している?
 
紅葉の条件として、
  ・気温(冷え込み)
  ・乾燥(空中・土中の水分減少)
  ・日光(直射日光の強さ・日照時間の減少)
 
我が家の日陰に置いているものの土中水分は夏と同じ位(若干少ない位)で、
日陰ですのでクロロフィルが活性酸素を作るのに必要な日光もあたらず、
きっと紅葉の条件を満たしにくいのでしょうね。
 
注) 土中水分は夏と同じ位か少し少なめですが、乾燥しないので極端に水やりは減り、雨だけで結構しのいでいます。

注) 明るい日陰でも赤銅色になっているユーカリもあります。 品種にもよるようです。

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