From 2015, 2015年より、

マイナーなユーカリ達』は日本語のみでというか、英語にできないだけですが、ユーカリに関する栽培記録を掲載しています。

The English version is "Slow Life - Tidings of four seasons".
I am weak in English. For that reason I aim at something like picture book, that is represented by words of a little.

英語版としていますが、タイトル通り『四季の便り』として、日本語と英語の併記で四季折々のユーカリの姿を掲載しています。

Aromaphloia アロマフロイア』では、バラやアロマオイルなどユーカリ以外のものを掲載しています。

5/18/2012

ユーカリ・ニテンス


ゴールデンウィーク辺りの2日間の夏日で、一気に枯れてしまったユーカリの1つです。

枯れた時、大部分の葉は主脈に沿って2ミリ程度の幅で水分を持っていました。

枝の先端の新芽は落ちだしていましたが、先端近くの小さめの葉には、結構水分が残っている様で、

再生が早いのか、枯れのほうが早いのか・・・・・




ところで、昨日の午後8時過ぎに、
バチンコ玉か少し大きい位の大きさのひょうが、
一気に、そして多量に降ったため、
傷んでいた葉は多量に叩き落とされてしまいました。


でも、枝の先端から再生を始めた新芽は、しっかりと残っています。


強い!




話しは変わりますが、ニテンスと言えば、根っこからでる毒性が強いと言う事で、論議があった品種ですが、
我が家の栽培状況では、以下の通りです。



隣り合わせに置いているマキュラ-タと比べると、


マキュラ-タには草が生えているのですが、



ニテンスには草が生え難い様です。

この現象だけをみると、ニテンスは毒性の強いものを分泌している様ですね?






でも、



鉢は直接地面に置いているのでは無く、少し空間をとっています。

鉢の真下の地面からは、草が勢いよく生えています。

ニテンスが毒性の強いものを分泌しているのであれば、こんなに草は生えませんよね!





ニテンス、グロブルスの様に、良く水分を吸い上げる品種の鉢は、つねに乾燥していて、草すら生え難い状況です。

グニーの鉢に生えた草は、乾燥が進むにつれて萎れてきますが、グニーはしゃきっとしています。

品種によって差はありますが、相対的に雑草よりユーカリのほうが乾燥には強い様です。


【写真】
学名:Eucalyptus nitens(ユーカリ・ニテンス)
英名:Shining gum

4 件のコメント:

  1. ユーカリの根から他の生物が育たなくなる成分が出るという件ですが、
    これは日本ではしきりに言われていますが、
    どうやらユーカリは特にそのような成分を出さないということで、
    海外では学術的に一応決着がついているようです。

    今パッとさがしてソースが見つからないのですが、
    また見つかり次第、ご報告させていただきます。

    ただ、結果として、他の植物が育たない環境を作る
    ということではこれはある種正解といえます。

    多くの在来の植物や草木は酸性を嫌い、
    比較的、中性~弱アルカリ性を好むものが多いです。

    ユーカリは全てが用土を酸性に変える力が強いです。
    一部の品種では、結構短期間で弱ではなく、
    酸性にまで変えてしまうものもあります。

    例えばrudisなどはその一種です。

    もう一つは、Osakano Jieさんがおっしゃっている吸水力です。
    ユーカリの吸水力は砂漠の緑地化にも使われるくらいなので、
    ハッキリ言って他に類を見ないほど強烈です。

    ほとんどの植物は、根負けして、
    元気がなくなるということがあるようです。

    ご参考までによろしくお願いいたします。

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  2. これは私が以前見た記事とは違いますが、
    こちらの1.7が少し参考になるかと思います。
    http://homepage.mac.com/yu1o/private/ronbun/ron1.html

    どうやら、精油成分を含む葉の落葉にも問題があるようですね。

    ユーカリはしきりに枝葉を落としますが、
    これは保湿も兼ねて、自分自身の好む環境を
    株元に作り出すためと言われています。

    良く落ちてくると危ないので
    アボリジニーはユーカリの下では野営をしないそうです。

    山田池公園ご存知ですか、
    そこに少しユーカリ林があります。
    主にgrandisとtereticornis/leucoxylonの林ですが、
    それでも確かに雑草は少なく、異様に落葉や落枝が多く、
    微かにユーカリの香りが漂っており、虫も少ないです。

    植林すると、死の森になるとか言われていますが、
    何となくわかるような気もします。

    ご参考までによろしくお願いいたします。

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  3. eucalyptus_kさん、こんばんわ。

    ニテンスの毒性に関する海外の記事は読んだことがあり、問題なしとの結論が出ていたのは記憶にあるのですが、実際に確かめてみたくてこの場所で10ヶ月育てています。
    もし毒性があるのであれば、鉢底から出る水に毒物が混じって、真下には草も生えないはずだという実験です。
    10ヶ月が短期間に相当するのかどうかは分かりませんが、今のところ草を枯らす様な毒物は出ていない様です。

    ユーカリに固形肥料を与えても、他の植物の様に分解されない傾向にあると言うのにお気づきでしょうか?

    植替えで固形肥料の現物はありませんが、我が家では2年近く固形のままで残っていたのが最長です。

    室内の試験管での育成実験の時に、試験管の上部にカビでも生えた様な感じで白くなっていました。
    上部の培養土を入れ替えてもすぐに白くなり、当初はカビだと思っていたのですが、洗っても取れず、シネオールではないかと一旦結論付けしました。

    ユーカリの事には無関心な知人から、仕事でユーカリの下にブルーシートを敷いて置くと白っぽくなると言う情報を得た時に、ピント来たのが、

    ユーカリは大小にかかわらず、シネオールを根元に落としていくのではないかという事です。
    シネオールが降ってくることによって、地面にはシネオールの結晶が付着し白くなる。
    まさに試験管で体験した事です。

    シネオールには除菌効果があるため、地面にはバクテリアが繁殖しづらく、固形肥料が分解されないのではないかという
    方向で物を考えています。

    当然シネオールに弱い植物は、枯れてしまいますよね。

    それと、バクテリア分解型の固形肥料はユーカリには効果薄ですね。
    固形でも水に溶けるものか、水溶性の肥料が有効ではないかと考えています。

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  4. 前後してしまいましたが、情報源ありがとうございます。
    長文の様でしたので、じっくり読ませて頂きます。

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