唯一地植えしたユーカリです。
生垣にしようと言う事で、多量にタネをまいたのですが、
今、生垣の部分はバラで覆われています。
ブロック塀もバラに合わせて洋風に改修しました。
生垣の件はご破算という事で、行き場を無くしたムーンラグーンなので、せめて数本だけでもと思い、
3本寄せ植え状態で地植えしてみました。
左下の3ポットと同じ苗を植えたのですが、
成長の差は歴然としています。
根っこが伸び伸びと成長出来る環境にあると、
樹高・ボリュームともに伸び伸びと成長出来るのですね。
話を簡単にするために、
地面から上部の状態を、天地逆転させて葉っぱを落としてやったのが、根っこの状態だと仮定したら、
根っこがどこまで伸び伸びと成長出来るかで、地上部が決まる様な気がします。
左下のポット苗は、根っこが地上部相当に成長していますが、間違いなくサークリングを起こしています。
地上部を天地逆転させてポット内に収めるには、ぐるぐる巻きこんでやるしかないですよね。
それだけのスペースしかありませんよね。
大きくしたいものは、大鉢をお勧めします。
ただ、小さな苗を大鉢に植えると、鉢内は水分過多になりがちですので、
雨があたらない場所で、慎重な水分管理が必要になります。
慎重な水分管理なんか出来ない!?
では、見方を変えれば、バラもそうなんですが、
鉢植えのバラと地植えのバラの水分管理の様なもので、
鉢植えのバラは、表面が乾いたら水をやりますが、
地植えのバラは、用土表面がからからでも水やりせず、シュートの先端が少ししなっとなってから水やりしますよね。
地植えの延長線上の大鉢も同じで、先端が少ししなっとなってから水やりすれば、特に問題無いはずです。
ユーカリの幹や枝は少し硬い目ですので、微妙にしかしなっとならないものもあるかと思いますので、注意が必要な品種もあります。
逆に大きくしたくないものは、出来るだけ小鉢で育てれば良いと言うことになります。
小鉢にとらわれてしまって、根詰まり状態にしてしまっては良くありませんので、
上部をカットするなりして、それ以上の根っこは要らないんだよという状況を作ってあげるのも必要ではないかと思います。
【写真】
学名:Eucalyptus moon lagoon(ユーカリ・ムーンラグーン)
英名:Fine-leafed mallee
英名:Fine-leafed mallee